5月20日は何の日?


『東京港開港記念日』

東京港(芝浦・竹芝埠頭)開港を記念する日。
1941年5月20日に芝浦・竹芝両埠頭が完成し、外国貿易港として開港指定を受けた日に由来する。
それまで東京の貿易は横浜港に依存していたが、関東大震災により東京にも大型船が入港できる港が必要になったことから、東京港が作られた。






『世界計量記念日(World Metrology Day)』


2000年から「メートル条約」締結125周年を記念して実施。
1875年5月20日にフランス政府の提唱により「メートル条約」が欧米17か国間で締結された日に由来する。



『成田空港開港記念日』

1978年5月20日に千葉県成田市に新東京国際空港(成田国際空港)が開港したことを記念する日。
1966年7月に千葉県三里塚に空港建設が閣議決定されてから12年かかっての開港だった。
地元の意向を無視した決定に対し強力な反対運動が展開され、死者も出た。
当初の開港日の4日前に過激派ゲリラが突入して管制塔の機器が破壊され、開港がこの日まで延期された。開港式典は機動隊の戒厳の中で行われた。



『ローマ字の日』

1955(昭和30)年に財団法人日本のローマ字社(NRS)が制定。
日付はローマ字国字論を展開した田中舘愛橘の命日が、1952(昭和27)年の5月21日でこれをきりのいい20日にずらしてローマ字の日とした。
ローマ字表記には2種類あるが例えば「すし」を、sushiとするのがヘボン式で、susiとするのが日本式。



『森林の日』

「美」の字がつく村10村で結成した「美し村連邦」(平成の大合併で2003年に解散)が制定。
日付は5月は「森林」の中に「木」が5つ入っていることから、20日は「森林」の総画数が20画であることから。
美し村連邦は茨城県美和村、美浦村、長野県美麻村、岐阜県美並村、三重県美里村と美杉村、和歌山県美山村、岡山県美甘村、徳島県美郷村、愛媛県美川村で構成されていた。



『電気自動車の日』

株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーションが制定。
1917年に同社の創業者のひとりである島津源蔵氏がアメリカから輸入した電気自動車「デトロイト号」を約90年ぶりに復活させた2009年5月20日を記念したもの。
「元祖エコカー」ともいうべき電気自動車「デトロイト号」の復活は、電気自動車用電池を開発する同社の企業シンボル的存在ともいえる。



5月20日の歴史

 325年 第1ニカイア公会議
 618年 唐が成立
1467年 應仁の乱で山名持豊、畠山義就ら挙兵
1498年 ヴァスコ・ダ・ガマがインド西岸カリカット到着
1631年 三十年戦争でマクデブルク陥落
1635年 江戸幕府が第3次鎖国令発布
1787年 天明の打ち壊し事件
1862年 リンカーン米大統領がホームステッド法署名し発効
1863年 朔平門外の変
1873年 リーヴァイ・ストラウスらジーパンの特許取る
1875年 メートル条約締結
1882年 独・伊・オーストリアが三国同盟締結
1887年 博愛社が日本赤十字社に改称
1891年 エジソン発明のキネトスコープ初公開
1902年 キューバがアメリカ軍政から独立
1903年 日本人初のチベット入国者河口慧海4年ぶり帰国
1909年 味の素発売
1921年 沖縄県那覇市が市制施行
1927年 チャールズ・リンドバーグ史上初大西洋横断飛行出発
1930年 アメリア・イアハート女性初単独大西洋横断飛行出発
1933年 大阪初の地下鉄の大阪市営地下鉄1号線開業
1936年 阿部定事件犯人の阿部定が品川で逮捕
1941年 第二次大戦クレタ島の戦いが始まる
1941年 東京港が外国貿易港として開港
1942年 翼賛政治会結成
1946年 マッカーサーが「暴民デモ許さず」声明
1947年 第一次吉田茂内閣総辞職し第1回特別国会召集
1949年 台湾国民政府が戒厳令施行
1950年 臨時石炭鉱業管理法(炭鉱国家管理法)廃止
1950年 孝宮和子内親王が元公爵家出身鷹司平通と皇族初の民間人との結婚
1952年 東京都交通局がトロリーバス運行開始
1956年 米がビキニ環礁で初の水爆投下実験
1960年 自民党が新日米安保条約を単独強行採決
1960年 新日米安保条約強行採決反対の全学連が首相官邸乱入
1975年 最高裁が白鳥事件再審請求で請求棄却
1978年 新東京国際空港(成田空港)が開港
1979年 都内初の区立美術館板橋区立美術館開館
1984年 外国人初の関取高見山が引退
1990年 ルーマニアで半世紀ぶりの自由選挙
1996年 中華民国(台湾)で李登輝が初の民選総統就任
2000年 民進党の陳水扁が中華民国(台湾)総統就任
2002年 東ティモールが独立
2007年 高校生ゴルファー石川遼がメジャー大会世界最年少優勝


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