『生命・きずなの日』
2002(平成14)年に臓器提供したドナーの家族で作る「日本ドナー家族クラブ(JDFC)」が制定。日付は新緑の生命萌え立つこの時期(5月)に、ドナー(17日)とその家族が社会的に深く理解され、生命の大切さ、生命のきずなを多くの人が考える日にと。
ドナー(臓器提供者)の存在なしには成立しない移植医療。
それは自らの生命のかわりに他人の生命を救う「ギフトオブライフ」の精神を持つドナーと、その家族の善意によって支えられている。
『パック旅行の日』
1861年5月17日にイギリスで世界初のパック旅行が行われたことから。労働者委員会が企画し旅行業者トーマスクックが手配した労働者一行の団体旅行が、この日、ロンドン・ブリッジ駅からパリに出発しこれが世界初のパック旅行となった。
『お茶漬けの日』
株式会社永谷園がインスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」宣伝、普及をのため制定。日付は永谷宗七郎の偉業をたたえ、その命日(1778年5月17日)に由来する。
『世界電気通信および情報社会の日』
日付は1865年の万国電信連合(現・国際電気通信連合)の設立日に由来する。1973年に国際電気通信連合(ITU)に制定された「世界電気通信の日(World Telecommunication Day)」を、2005年に制定された「世界情報社会の日(World Information Society Day)」と併合したもの。
2005年11月の国連総会の会期中に開かれた世界情報通信サミットでは世界電気通信の日と同じ5月17日を「世界情報社会の日」とすることが決議され国連総会で採択された。
翌2006年のITU全権大使会議において2つの国際デーをあわせて「世界電気通信および情報社会の日」とすることが決議された。
『世界高血圧デー・高血圧の日』
2005年に世界高血圧連盟が高血圧の予防などの啓蒙活動を目的に制定。日付は当時事務局を担当していたアメリカの高血圧啓蒙月間が5月であったことなどからこの日となった。
日本では2007年から特定非営利活動法人日本高血圧学会と日本高血圧協会が「高血圧の日」として実施されている。
『国際反ホモフォビアの日』
フランスの大学教授であり同性愛者活動家であるルイジョルーズサンが提案して2005年に始まった。日付は1990年に世界保健機関が同性愛を国際疾病分類から除外した日に由来する。
キャンペーン、討論会、街頭デモ、展示、映画祭、集会などが開かれる。
5月17日の歴史
1641年 江戸幕府が平戸の蘭人を長崎の出島に移住させる1792年 仲買人24人がウォール街で「すずかけの木協定」結ぶ
1804年 喜多川歌麿の太閤五女花見之図が幕府禁忌に触れ手鎖50日の刑に処せられる
1814年 ノルウェーがデンマークからの独立を宣言
1865年 万国電信連合(国際電気通信連合)発足
1875年 第1回ケンタッキー・ダービー開催
1875年 屯田兵が北海道に入植
1890年 府県制および郡制公布
1927年 夫が家を出て他女と内縁関係を結び妻を顧みざるは貞操義務に違反すると大審院判決
1938年 支那事変徐州会戦で西住小次郎戦車小隊長が戦死、支那事変初の軍神に
1940年 第二次大戦でドイツがブリュッセルを占領
1943年 英空軍が独工業地帯ダム決壊作戦チャスタイズ作戦実施
1945年 富山地方鉄道で列車が正面衝突し死者43人
1947年 参議院無所属議員58人が院内会派「緑風会」結成
1954年 米最高裁が南部の一部黒人差別教育違憲判決
1956年 石原慎太郎の太陽の季節封切りで太陽族流行語に
1962年 大日本製薬サリドマイド系睡眠薬出荷自発的に停止
1964年 慶応大渡辺泰輔投手が東京六大学野球初完全試合達成
1965年 労働者の結社の自由・団結権の保護を定めた「ILO87号条約」国内承認
1969年 ソ連金星探査機「ベネラ6号」金星着陸
1973年 米上院ウォーターゲート特別委員会公聴会開始
1983年 レバノン・イスラエル・米がイスラエル軍撤兵協定調印
1983年 多田雄幸が一人乗り小型ヨット世界一周レース優勝
1985年 北海道三菱南夕張鉱でガス爆発死者62人
1987年 ペルシャ湾で米艦スタークがイラク機の攻撃で炎上
1989年 北京で100万人規模の民主化デモ
1990年 WHOが同性愛の国際障害疾病分類削除決議
1991年 タイで暗黒の5月事件
1995年 仏第五共和政第5代大統領にジャック・シラク就任
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